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【インタビュー】ひかり味噌 和食文化は物珍しさから需要期へ

無添加・有機味噌好調、海外年率15%増

『自然の恵み、いただきます。』をブランドコンセプトに、「無添加」「有機」の味噌製品を中心に世界展開するひかり味噌㈱。国内市場は変わらず厳しいものの、有機味噌づくりを「ライフワーク」と言い切る同社代表取締役社長の林氏に、国内外の有機味噌市場について話を聞いた。


―― 有機への取り組みについて

現在、無添加味噌と有機味噌の 2本柱を主力としています。有機味噌メーカーは全国にありますが、当社製品の特長は「美味しさ」と「値ごろ感」です。私たちはいくら有機と名がつく原料でも味・品質ともに基準に満たないものは使いません。私が伝えている「有機だから美味しい」は、有機は栽培から製造まですべて丁寧に、そして関わる人すべてが見守っているから美味しいものができるということ。そしてなるべく多くの人に手に取っていただける価格に抑え込んでいます。味噌は基礎調味料のため購買・購入頻度、食卓出現頻度が高い。わずかな味を犠牲にすることは販売に大きく影響します。

―― 近年の有機食品市場の変化は?

大手流通の市場への参入、PB商品の展開や専門店の増加など、“再度”という形で有機がフォーカスされるという状況になってきたと感じ取っています。また、インバウンド需要ももちろんですが、海外で有機が生活に入り込んでいることを知った日本人がその経験を持って帰・・・

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