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特集【認証マーク】(1207号)

「安全」「品質」「有用性」に価値向上へ
健康食品の表示規制強化や安全性確保に向けた検討が本格化する中、業界団体が自主的に運用する「認証マーク」の価値と役割を見直す機運が高まっている。�日本健康・栄養食品協会では今年度中にJHFAマークの規格基準を改定するほか、ヘルスクレームなどを盛り込んだ「ニューJHFA構想」も浮上している。厚生労働省が7月に立ち上げた「健康食品の安全性確保に関わる検討会」では、安全性確保の具体策を話し合うが、中核部分については、業界側で主導的な役割を担う可能性が高く、認証マークの活用が検討課題として浮上するとみられる。一定のルールの下、安全性や品質が保証されている認証マークは、企業イメージや商品戦略に大きく寄与できる利点もあるが、消費者への認知が十分進んでいないという側面もある。「品質」、「安全」、「有用性」をキーワードにした認証マークの現状と今後のあり方を検証する。

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