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プエラリア問題で対応決定 全製造過程で安全確保要求 健食被害の収集体制確立へ

厚生労働省は4日、新開発食品調査部会で、プエラリア・ミリフィカを含む健康食品について、事業者へ通知を発出し、全製造過程で安全性を確保するなどの指導を行う方針を決めた。事業者に対し、同成分を含む食品で不正出血や生理不順などの健康被害が発生していることを消費者へ伝えるなどの対応も促す。さらに、今後の課題として健康食品全般について被害情報の修正期待性を確立することや、適正な製造管理に向けてより実効性のある仕組みの構築などを挙げた。

通知では、原材料を含めた製品製造の各段階でチェックを実施し、品質管理を行うことや、文献等に基づき安全性が十分に確保された摂取量を確認することなどを指導する。適切に対応できない場合には、製品の取り扱いを中止するなどの対応を求めることも盛り込む方針。被害拡大を防ぐため、事業者による消費者からの情報収集の内容も充実させる。事業者が消費者から聞き取るべき項目や、健康食品と健康被害との因果関係の評価方法を事業者に掲示する。

同社は、引き続き関係省庁などを通じて消費者への注意喚起を行うほか…

続きは紙面(2017年9月5日発行)で

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