オリザ油化は、アナツバメの巣を原料とした機能性素材「ツバメの巣エキス」について、骨形成(骨基質形成および石灰化)ならびに成長サポートに関わる新たなエビデンスを確認し、特許出願を行った。
細胞試験およびゼブラフィッシュモデル系評価により数十種類の植物エキスからスクリーニングを実施し、ツバメの巣エキスが骨形成に関与する指標に対する作用が最も強いことを確認した。ツバメの巣エキスの骨形成メカニズムは、骨形成のスイッチONから骨を固く丈夫にする一連の流れに作用し※、実際にゼブラフィッシュの身長をコントロールと比較して有意に伸ばす結果を確認した。
※骨形成関連因子の活性化
IGF-1(Insulin-like Growth Factor I):成長および骨形成の開始に関与する起点因子
BMP2(Bone Morphogenetic Protein 2):骨形成を開始させる上流シグナル
RUNX2(Runt-related transcription factor 2):骨形成に必要な遺伝子発現を制御する中核因子
Col1a1(Collagen type I):骨基質形成に関与する主要構成成分
ALP(Alkaline Phosphatase):後期骨基質形成および石灰化に関与する酵素
OCN(Osteocalcin):骨形成環境の成熟を示す指標
石灰化(Mineralization):骨の強度および構造的安定性を確立する過程
同社では、これらの取得エビデンスに基づき、当社は、ツバメの巣エキスを用いた骨健康・成長サポートに関する新規用途技術として特許出願を行った。
今回の試験により、ツバメの巣エキスは従来の食品・美容分野だけでなく、骨形成および成長をサポートする新たな健康機能の可能性が示されたと考えられた。同社は今後、健康長寿および生活の質(QOL)の向上に寄与する素材として国内市場に提案していくとともに、アジア地域で特に需要の高い子どもの成長サポート分野に提案できる素材としての提案も一層強化していく。













