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DHA・EPA協議会 総会開催―水産分野の問題について講演、DHAやEPAに関する解説ページの新設も発表

DHA・EPA協議会は、5月20日に都内で、第29回通常総会を開催した。総会の冒頭では、協議会会長の鷹谷氏が「DHA・EPAが健康に欠かせない素材であることは、多くの国内外の論文により確信している。ブームではなく、国民の健康を守るためにDHA・EPAの重要性を改めて訴えていきたい。」と挨拶した。

総会では、令和7年度の事業報告など、令和8年度の事業計画などが議案として挙げられ、議決された。続いて、DHA・EPA協議会のホームページに、新たにDHA・EPAのパンフレットページ「DHA・EPAとは」を作成したことが報告された。DHA・EPAについて知りたい人はもちろん、栄養士や営業・開発担当者などプロフェッショナルにも使ってもらえるような、エビデンスに基づいた内容が掲載されている。

・DHA・EPA協議会ホームページ

 https://www.dhaepa.org/whats_dha_epa.html 内の項目「DHA・EPAとは」の部分

その後の講演会では、2名の識者による講演が行われた。

<講演1>

私が「さかなのトリセツ」を書かなければならなかった理由
 元 一般社団法人大日本水産会 専務理事 内海和彦

昨年10月に出版した著書「海のさかなの正しいトリセツ」の概要を紹介しながら、現在の水産資源の管理に関する大きな問題を解説。水産資源の資源予測・数量管理の難しさが、世界から日本が乱獲しているという目で見られてしまっていることに言及。水産資源管理をどうすべきかをもっと議論すべきであると訴えた。

<講演2>

ワシントン条約と日本:「厄介問題」に専門家はどのように関わるべきか
 東北大学 東北アジア研究センター 日本・朝鮮半島研究分野
 (兼)東北大学大学院環境科学研究科 准教授 石井敦

ワシントン条約とニホンウナギの話題から、「厄介問題」(科学的コンセンサスがなく、かつ価値観が乖離している問題)の難しさに言及。科学的な見解だけでは解決できないなかで、合意形成のために「科学アセスメント」構想を提唱している。複数の分野でともに研究する、ステークホルダー参加型の研究様式の「超学際科学」についても紹介した。

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