日本アイリッヒは、名古屋市内に粉体処理技術の研究開発拠点「アイリッヒ・イノベーションセンター・ジャパン(EICJ)」(名古屋市瑞穂区)を開設した。産業用ミキサーなど主力の粉粒体機器を設置し、食品をはじめ電池や医薬材料など高付加価値分野への対応力を高め、事業フィールドを拡大する。研究・分析機能を一体化した同拠点をベースに成長が見込まれる市場でプレゼンスを高めていく。
同所は、粉体処理技術の研究から試験、分析までを一体で行えるのが大きな特徴。「テスト環境のイノベーション」「新市場開拓」「働きやすいオフィス環境」「粉体処理技術の発信基地」を四本柱に整備を行った。運用開始に合わせ、本社を同所に移転した。
研究環境として、医薬・食品原料向けのシーエルラボ、電池材料や鋳造関連などのジーエルラボ、テスト機を備えてレンタル利用できるトライアルラボ、最新鋭の機器を使った分析を行うアナリシスラボを設置。シーエルラボには打錠機を備えており、造粒処理プロセス前後を含む工程試験が可能となっている。
シーエルラボは陽圧環境で外部からの汚染を防ぎ、ジーエルラボは陰圧環境で粉体の外部流出を抑制。医薬品や電池材料の開発要求に応える仕様とした。



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