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ファインバブル技術用語ISOで規格化 「ナノバブル」使わず

ファインバブル産業界(FBIA)は、ファインバブル技術に関する用語の定義がISOにて規格化されたことを発表した。

日本が提案してきた気泡の発生や計測に関する規格のうち、技術的に重要となる基本規格でISO第1号となる。FBIAではこれを機に、日本主導により規格に適合する技術の普及を国内外に普及させていく構えだ。計測方法や応用に関する規格化に向けても取り組んでおり、2018年度には計測方法の規格化を目指すとしている。

ISO規格では、直径0.1mmより小さな泡をファインバブルと定義。さらにファインバブルは、1μm以上100μm未満をマイクロバブル、1μm未満をウルトラファインバブルとして区別する。マイクロバブルは、水が白く濁ったようになり目で確認できるが、ウルトラファインバブルは、肉眼で見ることができない大きさ。

なお、一般的な「ナノバブル」という用語は使わず「ウルトラファインバブル」を強く推奨することもあわせて決定した。

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