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ルスロ社、コラーゲンペプチドが肌の美しさと髪の強度に関する有効性を確認

ゼラチン・コラーゲンの世界的メーカーであるルスロ社は、このたび、コラーゲンペプチド「Peptan®(ペプタン)」を使った機能性研究を行い、肌の美しさと髪の強度に対する有効性を確認し、その結果を公表した。

試験は、45~60歳の健康なブラジル人女性60人を対象に、無作為化、二重盲検、プラセボ対照臨床試験を行った。摂取群は90日間、5g/日のペプタンを摂取し、半数はプラセボ。摂取開始から45日、90日に、頬、鼻、目、口周りの皮膚および毛髪強度を評価した。

その結果、皮膚の全体的な外観において有意な改善を示した。
ペプタン摂取群では、
眼窩周囲のしわ 13%減少(図)
鼻唇溝のしわ 10%減少
頬骨の毛穴に視認性 57%低下
の結果が得られた。

ペプタン摂取により、皮膚に強度を与えるコラーゲン層を含む真皮の密度が増加したことが考えられた(図)。

また、コラーゲンが髪の健康に影響することは以前から知られていたが、これまで髪の美しさに対する科学的な評価はされていなかった。今回の研究では、テクスチュロメータを使用し、髪の特性を評価。すると、ペプタン摂取群は、摂取前後で髪の力学的強度が13%増加していた(図)。強度の改善は、髪のしなやかさや強度のもととなるコルテックス(皮質)の改善に繋がっているという。

ペプタンの過去の研究では白人およびアジア人が対象だったが、今回は様々な肌や髪のタイプが存在するブラジル人を対象としたことから、ペプタンが異なる民族的背景の集団全体にわたって有効であることが実証された。

ルスロ社のコラーゲンペプチド「Peptan®(ペプタン)」は、日本国内ではユニテックフーズが販売しており、美容、スポーツ、高齢者向けなど様々な分野に展開している。

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