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クリスパタス菌で米国GRAS認証を取得

キティーは、クリスパタス菌KT-11(Lactobacillus crispatus KT-11株)について、米国GRAS認証 (Self-affirmed GRAS※)を取得した。GRAS認証の取得により、米国内でクリスパタス菌KT-11の販売が可能になる。ウイルスに対する免疫賦活やアレルギー症状の改善、歯周病改善など多くのエビデンスを有する利便性の高い乳酸菌として幅広く展開していく。

クリスパタス菌KT-11は、乳幼児の腸内から発見された機能性乳酸菌(Lactobacillus crispatus KT-11株)をもとに製品化した殺菌乳酸菌粉末。出産の際に母親から産道を通じて子どもに受け継がれる乳酸菌と考えられており、抗アレルギー活性が高く、口腔内の免疫力アップによる歯周病予防にも関与する。ヒト臨床試験では、唾液中のIgAの分泌が促進し、歯周病菌の約70%抑制したことを確認。また、Th1/Th2バランスを整えることでアレルギー症状を改善し、花粉症様症状の改善も明らかとなっている。インフルエンザの感染に伴う症状の緩和やロタウイルスの感染抑制なども確認し、KT-11の作用メカニズムに関する研究成果を論文化している。

製品は4,000億個/g以上に規格し、1日推奨摂取量は口腔ケアで30mg、花粉症やインフルエンザ、免疫賦活は50~250mg。180℃15分間の加熱工程を経ても免疫活性を保つ。安全性に対する評価も高く、子どもを対象にした菓子類向けの引合いも増えており、米国市場への商品化をサポートしていく。

※Self-affirmed GRAS(自己認証 GRAS)
GRAS制度のうち、米国学識経験者の物質安全性の判断による認可を指す。Self-affirmed GRAS では、企業から提出される食品素材の GRAS 判断資料をもとに、専門家による評価の上「Self-GRAS 物質」として米国内での販売・使用が認められる。

クリスパタス菌KT-11による抗インフルエンザ作用

 

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