フォス・ジャパンでは粉砕したサンプルを秤量してセットするだけでマイコトキシンの定量分析が約8分で行える「MycoFoss™」を発売した。
一般的に普及しているイムノアッセイとフローサイトメトリーを組み合わせたもので、蛍光ビーズに結合したマイコトキシンに反応する抗体をフローサイトメトリーによって測定し定量を可能とした。従来法のようなサンプルの前抽出工程を必要とせず、手間はサンプルの粉砕と秤量だけでいいので、前処理の操作ミスや不均一な処理のリスクを低減し、分析の精度と再現性の向上を図れる。
使用にあたって特別なトレーニングを必要とせず、穀物中に残留する最大6種類のマイコトキシンを同時定量できる。