食品素材の記事

α-カソゼピンを含む乳由来の生理活性ペプチド、ストレス・睡眠改善で引合い増

サンブライトは、リラックス、安眠に作用のある乳由来の生理活性ペプチド「Lactium®」を幅広い年代のネコやイヌ等の抗ストレスに役立つ機能性素材として普及拡大に乗り出す。 

Lactium®(ラクチウム)は、フランス・Ingredia社が開発した、リラックス成分α-カソゼピンを含む乳タンパク加水分解物。動物やヒト試験で抗うつ作用、抗不安作用、睡眠の質改善作用を確認しており、抗不安の作用機序は、中枢神経を司るGABAA受容体のベンゾジアゼピン結合部位に選択的に結合することで効果を示すと考えられている。イヌやネコを対象とした臨床試験等で有効性が実証されており、高い安全性を備える。 

猫突発性膀胱炎(FIC)を発症し不安を抱えるネコ31匹を2群に分け、Lactium®を配合した尿ケア療養食と通常のキャットフードを5週間与えたところ、尿ケア療養食摂取群でFICの再発が大幅に抑えられたことを確認。イヌへの摂取投与試験では、通常食に比べストレスの指標となるコルチゾールの減少を確認し、トリプトファンと併用した試験(8週間)においてもイヌの行動アセスメントおよび調査質問票(C-BARQ)に対して良好な結果を得ている。推奨投与量はイヌ・ネコともに15mg/kg体重。ポニーや馬に対するデータもある。最近はペット用タブレット食品やペースト食品での採用が急増しているという。 

ヒト向けは睡眠改善や抗ストレスなどで実績を増やしており、機能性表示食品ではデカペプチド(YLGYLEQLLR)を関与成分とする「睡眠の質(寝つきのよさ、眠りの深さ)の向上をサポートする機能」にて受理実績を持つ(PRISMA2020)。水溶性で耐熱性や耐酸性を有し、味もフラットで苦みもないため使い勝手が良く、GABAやテアニンなど様々な素材と組み合わせた製品化も進んでいる。同社では安全性・作用機序など資料全般についてサポートできる体制を敷いており、海外での採用事例を紹介しつつ、多角的に展開していく。 

10月14~16日に東京ビッグサイト西1・2・4・アトリウムで開催する「食品開発展2026」では健康志向に適した各種機能性素材を展示(2-234)するほか、西4ホールに開設した「ペットのための健康・機能性食品開発パビリオン」(4-004-D)にも出展する。 

食品開発展2026

有害菌を選択的に抑え、有用菌を維持 
寒天由来の新しいプレバイオティクス「寒天オリゴ糖」 

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