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簡単に食品解析が行えるハイパースペクトルカメラ発売

フィンランドの光学機器メーカー、Specim,Spectral Imaging社の国内販売代理店を務めるデルフトハイテックは、Specim,Spectral Imaging社が開発したハイパースペクトルカメラ「SPECIM IQ」の国内販売を開始した。

SPECIM IQは、一般的なカメラと同じように解析対象物を撮影すれば、簡単にそのハイパースペクトルデータ(400~1,000nm)を取得することができる。カメラのサイズが207(幅)×91(高さ)×74(奥行)mmで重さも1.3kgとコンパクトかつ軽量なハンディタイプのため、持ち運びしやすく、様々な場所での使用が可能。本体には、分光光学系とスキャナ機構が搭載されており、タッチスクリーンパネルでデータ取得状況を確認しながら確実にハイパースペクトルデータを入手することができる。可視化処理用およびモデル作成用のデータ専用解析ソフトウェア「IQ Studio」も付属しており、購入後すぐに使える点も魅力だ。

SPECIM IQの用途は、食品解析や植生研究、美術品解析、医学・生態研究、犯罪捜査など幅広い。デルフトハイテックは、こうした用途範囲を踏まえ、主に企業の研究開発部門や官公庁の各種研究開発機関、学校関係の研究開発室にSPECIM IQを売り込む。

新規指定に向け殺菌料「二炭酸ジメチル」の安全性を評価
―食安委添加物専門調査会

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