食品素材の記事

イングレディオン、米由来の加工でん粉をフィリング等に提案

イングレディオン・ジャパンの米由来の加工でん粉「エヌダルジ」は、粒径が2~5μmと他の由来品よりも小さいため、ざらつきを感じず非常になめらかな食感になる。もち米由来でアミロペクチン100%なので老化しにくく、離水やゲル化をせずになめらかな食感を保つ。

本品は、もともとパン用フィリングの口どけを良くするよう開発された製品で、同品を配合することで、粘らずに適度な粘度を持ちつつ口中でさっと溶けるフィリングが出来上がる。また、食パンや餃子の皮、レトルト食品、冷凍食品などにも使え、素早い口どけと切れの良い物性、優れた照りツヤを付与できる。

高架橋タイプの「エヌダルジ811」はカスタードクリームやフルーツフィリングに、811よりも粘度が出やすい中架橋の「エヌダルジ812」はタレ・ソースや卵焼き製品に適している。どちらもフレーバーリリースが良く、本来のフレーバーはマスキングしないという特徴もある。

【12月号連載】機能性食品開発のための知財戦略(12)
食品用途発明の最新報告〈2018年9月登録/公開〉

【12月号連載】機能性表示食品の発売動向を追う(38)
機能性表示食品の届出・受理の現状

関連記事

  1. cherry-blossoms 「桜の花エキス」が中国・新⾷品原料として承認
  2. ステビア原料相場が急騰
  3. 「おいしさをもっと簡単に」をテーマに製菓・製パン用の新製品発売
  4. 緑イ貝(ミドリイガイ) ペットサプリでの利用拡がるニュージーランド産緑イ貝原料販売開始
  5. 池田糖化、加工食品に利用しやすい粉末状の冬虫夏草(サナギタケ)を…
  6. インスタントティーに使えるグリーンルイボスのエキス粉末
  7. 睡眠、リラックス訴求の新素材発売
  8. スイーツやスポーツ分野で広がるパラチノース

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP