健康食品を含む北海道バイオ産業の2014年度の売上高は566億円で、前年度比3.0%の増加となったことが、同経済産業局が先月23日にまとめた報告書でわかった。1999年の調査開始時に比べ、4倍強の1,921人の雇用機会を創出し、売上高は5倍強に伸長した。
分野別売上高では、「機能性食品・化粧品」が、東南アジアを中心に海外の販路開拓が進んだことなどから、全体の約4割を占める220億円(同7.3%増)となり、北海道バイオ産業を牽引している。また、北海道が認定する独自の機能性表示制度「ヘルシーDo」は、運用開始から2年で43品目となった。北海道では、大豆、昆布など道産農産物を対象に機能性素材のエビデンスデータを図り、同制度のさらなる運用拡大につなげる。
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「道バイオ産業」 14年度売上規模566億円(3.0%増)
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