国民に微妙なニュアンス伝わるか懸念
食品安全委員会は12日、新開発食品調査会の第30回会合を開催、前回に引き続き大豆イソフラボンのリスク評価について検討した。今回も最終合意には至らず、結論は次回以降に持ち越しとなった。しかし、リスク評価の方向は「イソフラボンの安全な1日摂取目安量上限値として70~75mg」、「トクホとして通常の食生活に上乗せして摂取する場合は30mg」で固まりつつある。上限設定に対しては、早くから健食業界をはじめ、大豆関連の食品メーカーから「豆腐一丁で80mgに達してしまう。大豆食品に対する国民の誤解を招く」など反発の声も挙がっている。すでに今回のないように対し、一部のマスコミが誤解を招くような報道を行うなど混乱も生じている。
健康産業オンライン
イソフラボンの上限値設定70~75mgで決着か
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