エビデンスベース素材、続々登場

　ヒット商材不在の健康食品市場で、コラーゲンやヒアルロン酸などの美容系素材に次ぐカテゴリーに成長しているのが、関節対応を含む抗炎症サポート素材。
　その要因は消費者にとって体感がわかりやすく、安全性や機能性のエビデンスを有することが挙げられる。ここ数年は海外産で植物由来の新素材が続々登場しているほか、今後は整体・カイロなど代替医療による医療分野への展開も活発化するものと見られ、抗炎症市場はさらに拡大しそうだ。各素材や企業の動向を含め、抗炎症市場を見てみる。