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受託市場、「好転の兆し」くっきり (1322号)

09年受託製造企業調査
“増収”6割、“横ばい”2割に


受託製造企業約200社(有効回答86社)を対象に行った本紙調査で、受託各社の09年は「6割が売上増、2割が前年実績を確保した」ことがわかった。昨年調査と比較すると、前年割れが35%から23%に減少した一方で、売上増を記録した受託企業が43%から58%に増加している。2ケタ台の好調な伸びを示した企業も22%に及ぶなど、低調な需要が底を打ち、回復軌道に乗ってきたといえる。来年度への見通しについては、「行政による規制強化」「消費庁発足」「世界的な不況」を背景に、「二番底」を懸念する声もある。とはいえ、約8割が売上増を見込み、8社が新工場建設を予定するなど、ここ数年控えられていた設備投資も進みそうだ。

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