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ユニテックフーズ、技術セミナーで「Peptan」の新データを紹介

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 ユニテックフーズ(東京都中央区)は20日、『第7回技術セミナー』を都内で開催し、約90人が参加した。

 講演「コラーゲンペプチドの骨粗しょう症への有効性について」では、同社の供給する、世界トップのゼラチンメーカーRousselot(ルスロ社:フランス)社製コラーゲンペプチド「Peptan(ペプタン)」の新たな研究データを紹介した。


 講演に登壇したルスロ社 テクニカルサポートマネージャーのピエール-アルベール トーマス氏は、「Peptanは、人の骨や皮膚に存在するコラーゲンとまったく同じ組成を有し、吸水性に優れたTYPE1のコラーゲンペプチド」と解説。
 今回、骨粗しょう症の予防の効果および作用機序を明らかにすべく、in vivo およびin vitroの両方で研究。in vivo研究では、骨粗しょう症を模倣した卵巣摘出マウスにPeptanを含む食餌を12週間与えた。
 その結果、「骨密度が大幅に改善され、骨強度も増加した」と報告。また、in vitro研究では、Peptanの骨芽細胞および破骨細胞に及ぼす影響について、細胞培養液中のアルカリフォスファターゼなど骨形成マーカーを測定。その結果、①骨芽細胞の活性の増加、②骨芽細胞の分化促進、③破骨細胞の媒介する骨の吸収の減少などを確認。「Peptanについて、骨の損失を防ぐという有効性を確証した」と結論付けた。

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