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「坂の上の雲を目指そう」

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 新年の賀状に添えられたメッセージである。「坂の上の雲」・・明治の激動の時代は、苦しみもがく日本の今日に似ていないか、中小企業のおかれた現状といえないか、それにしてもその先の一筋の雲を目指して進む気概は持ち続けたい。

 この三月に新しいコンセプトの展示会「東京ヘルスコレクション2011」がスタートする。味の素や大塚製薬、日清ファルマ、日本水産、日本製粉などわが国を代表する企業の名前が並ぶ。真剣なものづくりをしている企業のサプリメントやトクホ商品とプロシューマー(*)を結び付けようという初の試みである。政治の世界は頼るには迷走をしすぎ、行政は混乱のなかで身動きができず、消費者団体の一部は勝手な持論を撒き散らす。サプリメント業界を取り巻く荒波は、日本海に浮かぶ小船のように行く手をさえぎっている。


 だからこそ「(消費者の半数が使う)生活必需品となったサプリメント」(健康産業新聞新年号)情報を正しく消費者に届けたい。その思いで「東京ヘルスコレクション2011」を企画した。消費者に正しい情報を届けようとして「健康美容情報認定」講座が日経BPライフスタイル局でスタートした。お互いに不安はあるが、消費者が健康に生活するための仕組みづくりに挑戦しようと、取り組みを始めた。サプリメントアドバイザーも宙に浮いている。東京都もルール遵守で、玉石区別なしの無差別規制を繰り広げている。消費者団体の理解も不足している。混乱のなかでサプリメントが輝きを失っている。信頼のおけるサプリメントを、選択眼をもった消費者に届けよう。そのためには教育が鍵になる。
 幸い日本健康科学学会が「健康フォーラム」を開催し、科学的な視点でのサプリメント情報を提供してくれる。日経グループでも「健康情報認定講座」を会場でも企画し、石井苗子さんや南美希子さんを招いて多彩なプログラムを提供する。日本臨床栄養協会や健康体力づくり事業財団などの団体の協力も順次広がり、栄養士や薬剤師、健康運動指導士、健康運動自薦指導者などへの告知も近く始まる。資格をもった消費者や多くの科学者、団体リーダーなどに、信頼できるサプリメントを理解してもらい、その取り組みを行政も応援できるような信頼できる展示会にと準備を進めている。
 消費者教育の健康美容情報認定も、東京ヘルスコレクションも、これからの魅力溢れる健康食品市場を見つめての挑戦である。「天気晴朗なれど波高し、皇国の興亡はこの一戦にあり」と互いに励まし、我々にとっての、坂の上の雲をめざして取り組んで生きたいと思っている。
プロシューマー(造語)
 情報産業における消費者と製造者の中間的な人々。健康食品も情報産業と位置づけると、健康情報・栄養情報が鍵となり、栄養士や薬剤師、健康運動指導士、サプリメントアドバイザーなどが大きな市場影響力を持つ。東京ヘルスコレクションはこうした人々を対象にした未来志向の初の展示会となる。
東京ヘルスコレクションの詳細情報は1月20日スタートのHPで。

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