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特集【受託製造・容器販売】(第1178号)

4割前年割れも半数は売上増の善戦
半数が「来年分の受注増に期待」、強気の見通し
受託製造会社の約4割が前年割れ―― 。メーカーの経営状況が大幅に悪化している実態が本紙調査で確認された。今年1年間をふり返れば、前年のα-リポ酸、CoQ10ブームの終息にはじまり、アガリクス騒動による風評被害、表示・広告の取締り激化、残留農薬問題など、市場を冷え込ませる話題に事欠かなかった。この結果、現況について「不景気」を実感する受託製造会社が5割を占めた。これほどの苦境に立たされながらも、前年割れ企業の3割近くは数%の小幅な売上げダウンで持ちこたえ、一方で5割近くが前年比売上げ増を達成する健闘ぶりを示した。各社の来年の経営見通しは、「悪くなる」の悲観論はゼロで、半数近くが「良くなる」と依然強気の回答。来年の巻き返しに期待がかかる。

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