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【特集】 中国~山陽・山陰~(1187号) 

06年市場規模800億円へ(売上ベース)、2割増
中国健食市場は売上ベースで800億円と大健闘した。前年比20%増の好成績を示した。要因は自然食品の復活にある。健食卸の地道な活動はいうまでもないが、薬系卸のアステムヘルスケアが昨年から同社としては初めて自然食品の取り扱いを開始した。「あるある」や「TBS」事件の影響はいざしらず、温故知新、伝統食のすばらしさが消費者の購買意欲を刺激した。一方でドラッグ業界に再編成の兆しも。4月施行の改正薬事法を前に、生き残りを賭けた業務提携の動きが顕在化してきた。寄らば大樹の陰と合併・吸収の道を選ぶドラッグと、地元に密着して活路を拓こうとするグループに二極化の傾向。産官学共同プロジェクトは相変わらず活発だ。自治体は国が推進する助成制度を背景に、産学協同プロジェクトの旗振り役を務めている。特に販促プロモート的な助成制度の活用が増えてきたようだ。中国エリアの市場動向を紹介する。

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