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【主張】機能性表示検討会の意外な結末

 機能性表示の検討会のあっけない幕引きが、妙な違和感で捉えられた。梅垣氏はビタミン・ミネラルなどの取り込みに反対し、佐々木氏はエキスの扱いで「時期尚早」として反対の声を上げていたが欠席した。本紙はいずれも、食品表示法の観点からも今回の検討会の趣旨からもおかしいと主張してきたが。それにもまして、機能表示を求める過半数の消費者の声(消費者委員会の調査)はどこで反映されたのか?疑義は深まるばかりだ。


 各委員は自説を述べただけで、具体案は賛否はあるが合田氏の提案くらいであった。ゴールが曖昧な中で業界側委員も対応に手をこまねいた。実りある議論もなく、納得できる結論にも至らなかった。成長戦略としての新たな制度への期待も打ち消された。世界に打ち出す制度として、お茶を濁すような議論では通用しないのではないか。
 クリント・イーストウッド監督の映画「ハドソン川の奇跡」を観てきた。トム・ハンクスの主演で、米国ニューヨークで起きた飛行機事故をテーマに、機長のサリー(チェズレイ・サレンバーガー)さんの手記「機長、究極の決断『ハドソン川』の奇跡」をもとに映・・・
(詳しくは11/2発行・第1607号で)




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