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【特集】セラミド 機能性表示脚光で、需要拡大に期待感

セラミド前線到来!

トクホ商品の認定や機能性表示食品の登場が相次ぎ、業界ではバイヤーや商品開発担当者も高い関心を寄せるなど、大きな注目を集めている。これまで脇役として美容商品を陰で支えていたセラミドだが、機能性表示が行えるようになったことで主役素材として名乗りを挙げた格好となった。機能性表示では“肌の保湿”をテーマに18品が受理(3月28日時点)。なかでも、資生堂のサプリメント「飲む肌ケア」、エーザイのセラミドドリンク「チョコラBB リッチセラミド」など大手の参入により、消費者への認知拡大が大いに期待されている。由来植物も多岐にわたっており、機能性表示で受理された米セラミド、コンニャクセラミド、パイナップルセラミドの3種のほか、コーンセラミドやビートセラミド、ピーチセラミドも届出を見据えた準備に入っている。また、来月より酵母由来の酵母セラミドが新たに業界に登場する予定で、セラミド食品素材のより一層の活発化が見込まれている。一方、セラミドの機能性研究では、肌の保湿以外にもメタボ対策、脳機能改善など幅広いテーマでの取り組みが進んでおり、セラミドの多様な機能性についても解明が進んでいる。

資生堂、エーザイ参入で活気
機能性表示登場で市場拡大の兆し

コンニャクセラミド配合のトクホ商品『素肌ウォーター』でトクホの認可を受けた資生堂では、一足先に機能性表示食品としてサプリメント『飲む肌ケア』(届出番号A278)を昨年 9 月に発売。同社初の機能性表示食品として、昨年12月からは全国の交通広告やWEB広告をスタートさせるなど、集中したプロモーション活動を行っている。機能性表示は、「顔やからだ(頬、背中、ひじ、足の甲)の肌の水分を逃がしにくくする」とし、「肌の乾燥が気になる方に適しています」とパッケージに表示。20~30代の働く女性をメインターゲットに設定し、「忙しくて日々の肌ケアに時間をかけられない方でも継続して摂取できる商品」をコンセプトにしている。主成分となるセラミドは、コン・・・

多様な原料揃い踏み
サプライヤー各社も提案強化

グルコシルセラミドを関与成分とする原料は由来別に分けても多岐にわたる。米由来では、東洋新薬、オリザ油化、日本製粉、辻製油がラインアップ。コンニャク芋はダイセル、パイナップルの丸善製薬、トウモロコシの辻製油・日本製粉、ビート(甜菜)の明治フードマテリア、ピーチの岡安商店、タモギ茸のエル・エスコーポレーション、小麦の日油など、各社各様の素材が市場を賑わせている。来月には興人ライフサイエンスが新素材となる酵母セラミドを上市する予定。従来のセラミド原料と比較し、濃度が高く、・・・

保湿意外にも抗メタボ、脳機能改善など
広がるセラミドの知見

セラミドはスフィンゴイド塩基、脂肪酸、糖などが結合した複合脂質。4 層に分かれるヒトの皮膚構造のうち、表層である角質層の細胞間脂質の主成分がセラミドとなっており、細胞間脂質の約40%を占め、水分を強力に保持する重要な作用を担っている。これまでの研究で保湿効果のほか、外部刺激からのバリア機能、コラーゲン産生促進作用など美肌に関するエビデンスが蓄積されている。一方で、抗菌、免疫賦活、コレステロール吸収抑制、抗炎症、アトピー性皮膚炎対策、脳・・・

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