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【健産抄】アマゾンに魅せられて ガラパゴスジャパンの成熟とバイアメリカ

少し前に、アマゾンなどの米国株を購入した。特集の取材で経済セミナーをハシゴした時に、自動運転自動車や民泊、電子決済などの将来性を聞いたことがきっかけだ。紆余曲折はあるが、株価も上昇中で、これからの成長企業の歩みを暫く眺めて見たいと思っている。


そうした中で、このところのアマゾンのニュースが凄い。米国では、業界が憧れるWFMの買収、国内でもアマゾンジャパンの売り上げが、百貨店、量販店などの苦戦を尻目に17%の成長を遂げ、1兆円を超えた。同業の小売業の分も巻き込んだ一人勝ちの状況だ。ヤマトの値上げに、中小の運送会社を束ね、対抗していくことも。

株に戻るが、黒田総裁のもとで物価目標の2%を何回先送りしたことか?実のところ、所得も消費者物価も、株式の時価総額も日本では25年間横ばいである。諸外国の数字が2-3倍になっているのに。ガラパゴスジャパンが独自の「成熟」を遂げているが、株式投資は素人が見ても、バイアメリカ。少なくとも日本ではないと思う。勿論インターネットの格安手数料を使うわけだが。(了)

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