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安全性確保の制度改正で論点提示 

安全性認証、自主認証か第三者認証へ


 「健康食品の安全性確保に関する検討会」の第4回会合が、先月28日、厚生労働省内会議室で開かれ、健康食品の安全性確保の制度改正に向けた論点が示された。
 論点は、関連団体からのヒアリングや公募で出された意見を参考に、事務局(厚労省新開発食品保健対策室)が整理した。原材料・製造工程管理による安全性確保、実効性の確保、健康被害情報の収集・処理体制の強化、消費者への普及啓発などが、今後検討すべき事項として挙がった。各委員から健康食品の定義に関する指摘もあったが、各論から議論を進めることで大筋合意した。
 今会合では、論点として示された原材料の安全性確保に関して検討し、(財)日本健康・栄養食品協会が業界の統一案として同検討会に提出した健食安全性評価ガイドライン案について説明。原材料と最終製品の両者を対象とした基本方針が示された。

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