原料メーカーなどに「原材料表示」を義務化

　来月１日、JAS法に基づく業者間取引の表示制度が始まる。健康食品の原料や加工品も対象となる。原料調達から小売までの各取引で、切れ目なく原材料等表示を行うことが義務づけられる。これにより、最終製品の表示内容を保証するのが狙いだ。
　表示を義務づけられるのは原料メーカー、受託企業など多岐に渡る。違反企業には罰則が適用される。だが、施行を目前に健食業界では「どう対応してよいのかわからない」との戸惑いも。健食企業に求められる対応を整理してみた。