オリザ油化はミモザから抽出したミモザエキス「ミモネス™(Mimones™)」を新たに発売する。同社において「社会的健康(ソーシャルヘルス)」をテーマにした初めての素材で、“第三の健康”として注目されている社会的健康を高める次世代ウェルネス素材と位置付けている。
活性成分としてミモザ由来のフラボノイド配糖体(ミモザフラボノイド)を特定し、幸せホルモンを増加させ、孤独感の軽減作用、社交性の向上作用、幸福感の向上作用があることを確認している。「ミモネス™」は、活性成分であるミモザ由来のフラボノイド配糖体(ミモザフラボノイド)を規格化(0.25%以上)している。水溶性粉末であるため応用の幅が広く、様々な食品・飲料に配合できる。
機能性研究では
① 幸せホルモン増加作用
ヒトモニター試験において、4週間の継続摂取で血中オキシトシン(社会性行動への不安を抑制する作用)およびセロトニン(マイナス感情の抑制や幸福感の増加)レベルが増加することを確認。マウスへの経口投与では、脳内のオキシトシンおよびセロトニンレベルが増加することも確認した。脳内オキシトシン、セロトニン増加のメカニズムとして、CAPS2タンパク(オキシトシンの分泌抑制に関与)およびAADC酵素(セロトニン合成酵素)の発現が増加することが調べられている。
② 孤独感の軽減、幸福感の向上作用
ヒトモニター試験において、UCLA孤独感尺度スコアの改善、人生満足度スコアの増加および幸せの因子アンケートスコアの向上を確認した。
③ 社交性の向上作用
マウスを用いたスリーチャンバー社交性試験において、ミモザエキスの経口投与による顕著な社交性向上効果を確認。ミモザフラボノイドの経口投与でも顕著な社交性向上効果を確認した。
④ 不安感の軽減作用
マウスへのミモザエキス経口投与により、ビー玉隠し試験(不安感の評価方法)において不安感軽減効果を確認し、コットンシュレッディング試験(不安行動の評価方法)でも不安行動の減少を確認した。
同社では、「ミモネス™」について、ソーシャルヘルス分野のリーディング素材としての認知拡大を図るとともに、さらなる科学エビデンスの拡充を進め、国内外の社会的健康に悩む人々への貢献を目指していく。上市後は、ソーシャルヘルス分野として初となるヘルスクレームでの機能性表示食品受理を目指していく。
10月15日からの食品開発展でお披露目されるほか、会場内では16日にプレゼンテーションセミナーが予定されている。
食品開発展については⇒ https://hijapan.info/
\まもなく開催!食品開発展 出展企業です/













