dsm-firmenichは、日本市場におけるテイスト・テクスチャー・ヘルス部門(TTH)の体制を整え、5つのコンセプトに基づくビタミン・ミネラル配合飲料をはじめ、健康、味覚体験、持続可能をキーワードとする独自の革新的なソリューション提案を強化する。
dsm-firmenichは2023年5月8日にオランダのDSMとスイスのフィルメニッヒが統合して誕生した新会社。同社は、「栄養、健康、美容」の分野における世界的なリーディングカンパニーとして、日本市場ではプレミックスや香料、酵素、増粘多糖類、カロテノイド、藻類由来の多価不飽和脂肪酸、発酵スターター等を幅広く展開している。
TTH部門にはフレーバリストを擁するクリエーションラボやアプリケーションラボがあり、ビタミン・ミネラル等の栄養素を配合した「健康とおいしさ」に関わる商品づくりのサポートに加え、酵素等を効果的に使った飲料や乳製品の製造工程改善への取組みを強化。「カテゴリー・オブ・ワン」を推し進める同社初のポジショニングとして、「アイケア」「美容」「電解質補給」「エナジーブースター」「健康維持」をコンセプトとする5種類の飲料を提案している。
アイケア飲料では、DSMが長年蓄積してきた研究データに基づく、健康な視覚をサポートする必須栄養素や目をダメージから保護する抗酸化物質、視力の維持に役立つ各種ビタミン(A・E・C)と亜鉛を配合し、フィルメニッヒが得意とするビタミン・ミネラル特有の嫌味をマスキングするフレバリング技術などを活用している。
10月15~17日に東京ビッグサイトで開催した弊社主催「食品開発展2025」では、TTH部門は「健康を高め、より美味しく、そして人と地球にやさしい未来へ」、健康長寿をサポートする医薬品・サプリメント主体のヘルスニュートリションケア部門(HNC)は「健康とともに高める」をテーマに、最新の健康トレンド、科学、フレーバー技術を披露。西4ホールのブース内ではFreshSlice®を活用した爽やかなライム風味のウエルネスドリンクやフレーバーのカプセル化技術を応用したFlexarome®、Durarome®を使用したスナックなどが振舞われ、盛況となった。













