食品素材の記事

「錠剤化」「粉末化」「微細分散」が一剤でできる多孔質ソルビトール
「エアリトール®」上市 

ウエノフードテクノは1日、錠剤化・粉末化・微細分散といった製品設計における課題解決に貢献する多孔質ソルビトール「エアリトール®(Aeritol®)」を新発売した。 

「エアリトール®」は、孔径10~1,000nmからなる多孔質構造を保持し、比表面積や細孔容積が非常に大きいのが特徴で、低圧下で高硬度の錠剤製造が可能。従来のソルビトールやその他賦形剤では難しかった素材の錠剤化を実現でき、油性の有効成分を高配合した粉末化ができる。 

また、油性成分を含浸させた粉末を水へ添加した場合、油分が微細に分散され懸濁状態を維持する。DHAなどの液状油分を15~20%含有させた錠剤化も可能で、打錠時の油染みも起きにくい。噴霧乾燥機など使わずに短時間混合するだけで液状油分の粉末化が可能であり、熱による品質劣化を抑えつつ流動性を維持したまま最大30~40%含有させることができる。 

40%リモネン含有粉末香料の安定性試験では、30℃、6カ月の保存条件下で成分の含有量を保持し、染み出しもないことを確認している。含浸させた粉末を水へ添加した場合、油分が微細に分散され懸濁状態を維持するなど乳化補助の効果もあり、揮発性の高い香料成分等の効果持続が期待される。 

製品は粉末の粒径サイズにより、3タイプ(20メッシュ/50メッシュ/150メッシュ)を用意。20メッシュ品は流動性に優れ錠剤の賦形剤として、50メッシュ品は食品成分を高配合する粉末化に適している。150メッシュ品は少量添加で成形性が向上し、これまで錠剤化が難しかった抹茶やグルコサミンなどでも高硬度の錠剤に仕上がる。 

なお、エアリトール®の発売に合わせ、専用製品ページを新たに公開。エアリトール®の特長である「錠剤化」「粉末化」「微細分散」の活用事例やポイントを掲載し、製品開発における課題解決のヒントとして活用できる。 

専用ホームページアドレス https://www.ueno-food.co.jp/products/aeritol/ 

主な用途 

・錠剤、タブレットの賦形剤・結合剤 

・粉末香料、粉末油脂の粉末化基剤 

・粉末スープの粉末化、及び水中での油性成分分散補助剤 

エアリトール®

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