アメリカに本社を置く大手食品メーカークラフト・ハインツでは、乳不使用でオーツミルクベースのチョコレートプリン「JELL-O オーツミルクプリン」を発売した。同社では初の植物由来デザートの発売となった。
「JELL-O」シリーズはフルーツゼリーを筆頭に、長年にわたって愛されている定番デザートブランドである。今回の新商品では、オーツミルクを使用することで植物由来、乳糖フリー、グルテンフリー、ヴィーガン対応でありながら、JELL-Oならではの濃厚な味わいとクリーミーな食感を追求した。
アメリカ人の30%以上が乳糖不耐症であるため、乳不使用のデザートの需要が高まっている。特にプリンはアメリカで最も人気のあるデザートの1つであるが、現在市場に出ている乳不使用の植物性プリンは味や食感に課題がある。
今回の参入を契機に、おいしさを追求した新しい植物性デザートの開発が期待される。