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食品加工・製造現場を支える “低発塵×快適性” 手袋シリーズをポジティブリスト対応品としてリニューアル

ウインセスは、1937年の創業以来、クリーンルーム対応手袋や防塵性に優れた作業用手袋の開発・製造を手掛け、食品衛生法適合品としても食品加工から包装、食品包材製造まで幅広い分野で採用されてきた。同社ではその長年の知見と技術を活かし、このほど食品業界向けの防塵手袋をポジティブリスト対応品としてリニューアルする。今年8月より順次対応予定。

高い防塵性と快適な着用感が特長の「防塵手袋3780」(写真1)は、長繊維ポリエステルニットにポリウレタン薄膜をラミネートした独自素材を使用。糸くずの発生を極限まで抑えながら、蒸れにくく肌にやさしい透湿性を備えている。今回のリニューアルにより、指先まで全面ラミネートされることで、さらなる防塵性を実現する。

「耐熱手袋3908」(写真2)は、極薄・柔軟な素材を採用しながらも断熱性(120℃対応)と作業性を両立。調理補助や加熱処理後の器具取り扱いなど繊細な作業に最適。同品もポジティブリストに対応予定。

 このほか、吸湿性に優れ低発塵が特長の「長繊維インナー編み手袋WS-6500」もラインアップしている。繰り返し洗って使える“使い捨てない手袋”として、環境配慮とコストパフォーマンスを両立する。

 今後も同社では、異物混入防止のみならず作業者の快適性と衛生を両立する手袋として存在感を高め拡販を図っていく。

写真1 防塵手袋 3780
写真1 防塵手袋 3780
写真2 耐熱手袋3908
写真2 耐熱手袋3908

アレルギー物質を含む食品の検査法【食品と開発 5月号特集2】🔒

米国FDA、ガルディエリアブルーなど天然系着色料3品を承認

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