『食品と開発』誌面から

食品機能材「スラビス®」を用いたフライ食品・畜肉食品のフードロス削減に向けた応用【食品と開発 7月号特集6】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

日油㈱ 食品研究所 第2グループ 渡邊 勝、宮崎 厚徳


はじめに

日油株式会社では、食用油脂の精製・加工だけでなく、製パン用機能性油脂や、調理・冷凍食品用素材などの食品に新たな機能を付与する「食品機能材」の開発を行っている。近年、人口増加による食糧危機や、環境悪化といった側面から食品ロスが問題視されている1)。食品ロスは、家庭系と事業者系に分類されるが、中でも事業者系食品ロスの割合が高く2)、製造工程中のロスや賞味期限切れによる廃棄等が該当する。

本報では、こうした食品ロスの削減に貢献できる食品機能材「スラビス®」について紹介する。

1) 農林水産省:特集「食品ロスって何が問題なの?」URL: https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2310/spe1_01.html

2) 農林水産省:食品ロスとは、URL:https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html

🔒この記事は雑誌に収録されています。

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食品と開発2025年7月号

【2025年7月号】特集 /賞味期限延長技術と食品ロス削減

『食品と開発』誌面から

酸化防止成分の相乗効果を応用した飲食品の賞味期限延長【食品と開発 7月号特集5】🔒

イギリスでAIを使った食品ロス削減が期待される

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■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
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