『食品と開発』誌面から

リン脂質に結合するアシル基分子種と骨格筋機能【食品と開発 2月号特集II-3】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

静岡県立大学 食品栄養科学部 栄養化学研究室 教授 三浦 進司


はじめに

骨格筋は、筋線維タイプによって異なる性質を有することや、運動トレーニングや不活動などによりその性質を変化させるなど、他の臓器には無いユニークな特徴を有している。このような、筋線維タイプの相違や性質の変化には、機能性タンパク質、構造タンパク質、ミトコンドリア、情報伝達系分子などが関与することが明らかにされてきた。

一方、筋線維タイプの相違や運動トレーニングはグリセロリン脂質に結合しているアシル基分子種の変化を引き起こすため、これらの変化が筋機能変化と関連することが想定されるが、その実態は明らかにされていない。

著者らは、筋線維タイプとグリセロリン脂質の関連性を手がかりに、未だ解明されていない「“生体を構成する脂質の質”と骨格筋機能の関係」を明らかにしようとしている。

…

🔒この記事は雑誌に収録されています。

続きは『食品と開発』2026年2月号にてご購読いただけます。

食品と開発2026年2月号

【2026年2月号】特集Ⅰ/3Dフードプリンタ活用による食品開発の最新動向
特集Ⅱ/DHA・EPAの筋肉組織への作用と効果(DHA・EPA協議会第26回公開講演会)

『食品と開発』誌面から

多価不飽和脂肪酸の心筋保護作用と心房細動予防に及ぼす影響の解析【食品と開発 2月号特集II-2】🔒

ナガセヴィータ、EcoVadis社のサステナビリティ評価において3年連続で最高位「プラチナ」評価を獲得 

関連記事

  1. 食品と開発7月号特集4 酸化防止剤の活用による食品価値の維持と賞味期限延長【食品と開発 …
  2. 食品と開発 4月号特集1 風味言語化AIが拓く 新時代のおいしさ設計アプローチ【食品と開発…
  3. 災害食 災害食の最新動向 備え方の変化と新市場【食品と開発9月号特集II…
  4. 202506feature (3) 減卵下での卵加工品の品質保持【食品と開発 6月号特集I-3】&#…
  5. 食品と開発 5月号特集2 アレルギー物質を含む食品の検査法【食品と開発 5月号特集2】&#…
  6. フードテック フードテックの現状と課題【食品と開発10月号特集1】ǵ…
  7. bioavailability リポソームビタミンC─臨床データが示す高吸収と細胞保護能─【食品…
  8. 202506feature (1) プラントベース食品における加工でん粉の利用【食品と開発 6月号特…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

PAGE TOP