海外ニュース

タルトチェリーに炎症抑制や代謝促進機能が期待される

タルトチェリーが健康な成人の炎症を軽減し、代謝をサポートすることが期待されている。タルトチェリーは酸味の強いチェリーの1種で、食品だけでなく栄養補助食品原料として使用されている。

タルトチェリーの機能性を評価するための研究では、健康な成人を対象に、タルトチェリーを急速に補給した場合の尿酸値やその他健康指標について試験を行った。被験者たちはプラセボ粉末480mg、またはタルトチェリーの凝縮粉末(プロアントシアニジン10.35mg含有)480mgを含むカプセル2つを、プリン体を多く含むスープと一緒に摂取し、血中尿酸値とその他の数値を測定した。試験結果によると、タルトチェリー摂取群はプラセボ群と比較して、尿酸値にはほとんど違いがみられなかったが、血糖値についてはプラセボ群では有意な低下がみられなかったものの、試験群では摂取の240分後にベースラインから約4.2%低下した。また、特定の炎症性サイトカインが有意に増加または減少した。これらの試験結果から、タルトチェリーが代謝や炎症反応を調整する機能を持つ可能性が示された。

2025年に公開された新たな試験では、健康な大人がプラセボまたはタルトチェリーエキスパウダー500mgを4週間毎日摂取したところ、試験群の尿酸塩の数値が最大37.4%と大幅に減少し、炎症に関わるC反応性タンパクの数値も大幅に減少した。この試験では、タルトチェリーの継続的な摂取により、尿酸値の低下や炎症の軽減につながる可能性が示された。

これまでタルトチェリーは運動後の疲労軽減などアスリート向けの分野で研究が進められてきたが、これらの新たな研究により、タルトチェリーに関する幅広い分野での議論が活発化していくことが期待される。

[https://www.supplysidesj.com/] [2025.12.10]

洗浄水として利便性の高いアルカリ性電解水「プロピカウォーター」

介護食品における3Dフードプリンター活用の利点と課題【食品と開発 2月号特集I-1】🔒

関連記事

  1. FDA クチナシ青色素、8月29日から米国の着色料として飲料・キャンディ…
  2. 米国ナチュラル・プロダクツ・エキスポ 3,200社超が出展 GL…
  3. FDA 米国でサプリ登録制度の導入議論が再燃:透明性向上と規制負担の間で…
  4. ヤウポン コーヒーや紅茶に代わるアメリカ産原料ヤウポン
  5. 菜種油 発酵させた菜種油かすがEUで新規食品原料として承認
  6. 分類 プラントベースのUPF見直しを求める
  7. FDAが初めて細胞培養の魚介類を承認
  8. ペットフードでも加工度合いの低い製品が注目を集める

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

PAGE TOP