食品素材の記事

レジスタントスターチが腸内環境改善および骨密度低下の抑制に繋がる可能性

J-オイルミルズは、レジスタントスターチの摂取が腸内環境改善を促し、その結果骨密度低下の抑制に繋がる可能性を閉経後骨粗鬆症モデル動物において示唆した研究結果について、国際科学雑誌『Nutrients』に論文発表した。

最近は、骨においても腸管や腸内細菌叢を介した免疫・炎症調節の可能性が示唆されていることから、本研究では、腸内環境を改善する機能を持つ同社のレジスタントスターチ製品「アミロファイバー®SH」を用いて、腸内細菌叢、腸管の免疫および骨髄の炎症関連遺伝子、骨密度への影響を調べた。

試験は、
・RS(レジスタントスターチ)を配合しない飼料の、偽手術マウス群
・RSを配合しない飼料の、閉経後骨粗鬆症モデルマウス群
・RSとしてハイアミロースコーンスターチ配合飼料の、閉経後骨粗鬆症モデルマウス群
・RSとして「アミロファイバー®SH」配合飼料の、閉経後骨粗鬆症モデルマウス群
の4群に分け、2週間および6週間の飼育を行った。

その結果、アミロファイバー®SH配合の飼料群では、
・腸内細菌叢のビフィズス菌増加
・腸内免疫指標となる抗炎症性サイトカインのひとつIL-10遺伝子発現量の増加傾向
・骨髄では、
ーー2週後:エストロゲン欠乏に起因する炎症関連IL-7R遺伝子発現量の増加抑制
ーー6週後:骨の分解を誘導するRANKL遺伝子発現量の増加抑制
・6週後の大腿骨において、RSを配合しない飼料群に比べ、骨密度の低下が有意に抑制

これらの研究結果により、レジスタントスターチ摂取が腸内細菌叢を変化させるとともに、骨髄中の炎症を抑えることでエストロゲン欠乏に起因する骨密度の低下を防ぐ可能性が示唆され、論文発表に至った。

論文タイトル:
Resistant Starch Attenuates Bone Loss in Ovariectomised Mice by Regulating the Intestinal Microbiota and Bone-Marrow Inflammation. Nutrients 2019,11(2), 297

プラグ、消費者のパッケージデザイン好意度をAIで予測
パッケージデザイン選定の時間とコストを大幅に削減

食品添加物メディアフォーラム開催、リスク評価について解説

関連記事

  1. 日油、キウイフルーツ果汁末のプロテイン吸収促進効果で新知見
  2. Women Stomach Health 腸内環境改善効果が確認された機能性甘味料「L-アラビノース」
  3. ミモザ 幸せホルモン増加により社会的健康に寄与するミモザエキス「ミモネス…
  4. 備前化成、高純度かつ安定性に優れたEPA素材「EPA70 BAP…
  5. 米ぬか 「緩やかに吸収され、持続的に働く」米ぬか由来のマグネシウム素材 …
  6. シャンピニオンエキスは、アンモニア・p-クレゾールの減少により腸…
  7. オリザ油化、新規成分「β-シトステロールグルコシド」におけるセラ…
  8. お腹にハートを持つ女性 8種類の乳酸菌をミックスしたフェムケア向け乳酸菌製品を上市

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2027
ペットフード開発展2027

【1/8締切】 ナチュラルプロダクトエキスポ ツアー参加者募集

ナチュラルプロダクトエキスポ
PAGE TOP