技術・機器の記事

新技術「殺菌装置におけるAI 予測制御システム」で安定運転と省エネを実現

イズミフードマシナリでは、飲料や調味料などの液体食品製造で用いる抽出、溶解、混合・攪拌、乳化、UHT殺菌の各プロセス装置の製造販売とプラントエンジニアリングで豊富な実績を持つ。間接・直接両方式のUHT殺菌装置では充実したラインアップを誇り、豊富な納入実績に裏打ちされた技術とノウハウで、最適なシステムを提案している。飲料・調味料に加え、ここ数年は冷菓での引き合いが伸びている。

同社の新たな取り組みとして発表したのが、殺菌装置に搭載するAI予測制御システム(特許出願中)だ。AIの自己学習機能により、品種の追加やメンテンナンスで生じる変化に自動で対応できるため、技術経験の浅いオペレーターでも安定した運転が可能となる。また、AI予測制御により制御出力が最適化されるため、温度安定性の向上や設定殺菌温度への到達時間の短縮、省エネ効果も期待できる。6月のFOOMA JAPANでも高い反響を得たAI予測制御システムは、将来的に同社の殺菌装置全てに搭載していく構えだ。

従来の安定化制御(PID制御)

▼▼▼

新しい安定化制御(AI予想制御システム)

科学的アプローチとサステナブルな選択で選ぶプロテイン【フォンテラのサステナブルな乳たんぱくを探る第1回】🔒

消費者庁「ドレッシング及びドレッシングタイプ調味料」「食用植物油脂」「農産物漬物」の表示ルール検討 ー第12回 「個別品目ごとの表示ルール見直し分科会」開催ー

関連記事

  1. 「吸湿機能付きイージーピール蓋材」を開発
    吸湿機能で内容物…
  2. 第14回電解水セミナー開催~食品衛生から医療現場、農業分野まで利…
  3. 油脂分解機能に優れた環境浄化バイオ製剤でSDGsの達成にも貢献
  4. 1時間に12サンプル抽出を実現する自動高圧溶媒抽出装置
  5. オゾン殺菌効果で室内における感染リスクを低減
  6. 運転管理をアシストするユニットタイプ純水製造装置
  7. ニレコ、高速で操作性の高い新型のり付け検査装置「グルーモニタGM…
  8. 工場内感染予防に効果「エアーサプリ」を開発
    -ヒノキチオー…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP