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セティ、乳酸菌「LGG®」をサプリメント用に提供開始

セティでは、今秋より新たにクリスチャンハンセン社の乳酸菌「LGG®」の生菌菌末の販売を開始した。

菌数の規格値は3,000億cfu/g以上で、米国GRAS認証取得、EFSAのQPSリスト収載、Kosher・Halalに対応。サプリメント用途に広く紹介していく。

LGG®(Lactobacillus rhamnosus, LGG® )は世界でも最も多く論文(1,200報以上)化された菌株で、安全性が高く、世界的には育児粉乳にも使用されている。LGG®の大きな特長は線毛を持つことで、それにより腸管粘膜への付着性が高く、消化管に2週間以上も長く留まることが分かっている。

機能性研究は対象が乳幼児から成人、妊婦まで幅広く、腸内環境や口腔ケア、免疫の各分野で有効性が調べられている。免疫関係では呼吸器の感染症、アトピー、アレルギーに関しての効果が判明しており、742名の入院児による試験では、入院期間中に摂取することで院内における胃腸・呼吸器感染症のリスクの低下が確認されている。

詳細は↓
https://www.sceti.co.jp/ingredients/functional/probiotics/detail06_product08.html

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