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キャノーラ由来のたん白素材事業に着手

DSMは、フランス・Avrilと合弁でキャノーラ(菜種)由来の植物性たん白質を生産する合弁会社Olateinを設立すると発表した。出資比率はDSM75%、Avril25%で、フランスのDieppe(ディエップ)に生産工場を建設予定。2022年初頭をめどに本格供給に乗り出す。

両社の共同開発により生産される「CanolaPRO™」は、非GMOキャノーラ(または菜種)に由来するユニークな植物ベースのたん白質。植物油生産の副産物(キャノーラミールを形成する粉砕された種子)を原料に、DSMが保有する高品質のたん白質を生成する特許製法とAvrilが得意とする油用種子とたん白質含有作物の生産に関する知見により、実現した。

すっきりとした食感となめらかな口当たりが特徴で、栄養価も高く、消化しやすい。非GMO、グルテンフリー、非乳製品であり、独自の無溶剤抽出プロセスを介して製造されており、クリーンラベルにも対応する。たん白質の栄養的および機能的な利点があり、大豆、エンドウ豆、米、小麦のグルテンタンパク質よりも優れる、としている。

DSMはCanolaPRO™に関するマーケティングと販売を担当。植物由来代替肉や乳製品代用食品などに加え、飲料、ベーカリー食品、栄養補助バー、調理済み食品など、さまざまなビーガン食品やベジタリアン食品の質を高める商材として提案していく。

一方、Avrilは生産の拡充に向け、油用種子の圧砕と種子の調達におけるリーディングポジションを活かし、事業の上流工程に投資を行う計画。Avrilグループは、この生産サイトに作られる新たな圧砕部門から、非遺伝子組換えの菜種油の搾りかすをOlateinに供給する。また、新施設にはバイオメタンガス製造施設も設けられ、現地の公共エネルギーネットワークにエネルギーを供給しながら、生産時の環境フットプリントの最小化に貢献する、としている。

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