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【特集】「毛髪・頭皮ケア」 -日本人の3人に1人で脱毛進行中 “スカルプ市場”拡大-

かつては中高年男性が頭を抱えた“薄毛”の悩みも昨今は女性、若年層にまで波及。日本人の約3人に1人が脱毛進行中という調査結果もある。こうした中でスカルプケア製品の生産金額は大きく伸長している。またヘアケア化粧品も回復基調。植物由来成分を活用したボタニカルシャンプーが好調で、植物由来素材を用いた化粧品原料が人気だ。また大手メーカーからは、従来の医薬部外品、化粧品に加えてサプリ、加工食品など多種多様な製品が上市されている。

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老若男女で需要拡大

男性型脱毛症(AGA)など、かつては男性が主流だった薄毛の悩みだが、最近では女性の男性型脱毛症・FAGAという症状も確認されており、男女や年齢の区別なく、薄毛に悩みを抱える人々が増加している。

毛髪業大手のリーブ21が昨年11月、全国の10代~60代以上の男女4,800人を対象に実施した調査では、「抜け毛、薄毛、脱毛が進んでいる」と回答した男性は41%、女性では25%。全体では推定4,270万人と、日本人の約3 人に1 人が「頭皮に関する悩み」を抱えているという結果も。一昨年の調査からは約300万人も増加している状況だ。

厚生労働省の薬事工業生産動態調査によると、毛髪用剤の薬用シャンプー・リンス、育毛剤の生産金額は約569億円(前年比103%)で前年を上回っており、スカルプケア市場が右肩上がりで成長していることがうかがえる。

ヘアケア化粧品も回復基調、ボタニカル系が市場牽引

一方で、ヘアケア化粧品の市場も回復の兆しを見せている。経済産業省の生産動態統計によると、2017年の頭髪用化粧品の出荷金額は、約4,050億円(前年比101%)と、3 年ぶりに前年比を上回った。今年1~6月の出荷金額でも、前年同月比102%で推移しており、回復傾向が続いている。

ヘアケア化粧品では、シリーズ累計4,000万本の大ヒットを記録した『BOTANIST』の影響もあり、植物由来成分を中心としたボタニカル系シャンプーの人気が沸騰。また、中高年女性の髪のボリューム感を高める……

サプリメントや加工食品へ採用も

化粧品や医薬部外品など外からのアプローチに加えて「体の内側から健康な髪や頭皮をつくる」というアプローチにも関心が集まっている。『活力素』(リーブ21)や『明日葉で造ったおいしい青汁』(アートネイチャー)など、毛髪業大手では既に、サロンや通販を通じて毛髪・頭皮ケアサプリメントの販促を積極的に展開している。こうした中、自社の機能性素材で毛髪・頭皮ケアへの有用性データを取る原料メーカーも……

ウェブでは一部を公開。記事は「健康産業新聞 1640号」に掲載しています。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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