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【南米・機能性素材】人気のマカ、フェムケアで利用拡大

南米原産の機能性素材は、伝承的薬効にエビデンスが備わり、一般食品、健食向けのほか、外食産業でも利用されるようになった。また、農業支援、アップサイクルなどに関わる素材も多く、近年はSDGsの観点からも関心が高まっている。メジャー素材・マカは、活力系ハーブとして販売チャネルを問わず人気を維持。天然ビタミンC高含有のカムカムなどは免疫に対する意識が高まり、再脚光を浴びている。アサイー、マキベリーなどのスーパーフード素材は女性からの支持が高い。ここ数年は、国内外でフェムケア分野の市場が盛り上がる中、女性のホルモンバランス調整作用、睡眠障害改善作用などを有するマカの利用が進むほか、フルーツ由来のアグアヘなども注目度が上昇している。

南米地域、天然素材の宝庫 代表格マカ、活力系のメジャー素材

天然素材の宝庫として知られる南米地域。2010年前後に米国でスーパーフードの大ブームが起こり、数年後に国内でも火が付き、南米原産の機能性素材は一躍脚光を浴びるようになった。また、「天然由来」「希少性」「ストーリー性」といった南米原産の持つイメージの良さに加え、安全性・有効性に関するエビデンスデータの蓄積など、原料サプライヤーによる長年にわたる活動が実り、現在では健食、食品業界で広く利用されている。
市場では、マカ、キャッツクロー、ゼラニウムディエルシアナム、アサイー、アセロラ、カムカム、マキベリー、ゴールデンベリー、キヌア、チアシード、マテ茶、パフィア、サチャインチ、ガラナ、ムイラプアマ、パロアッスル、紫イペ、ピタヤ、アグアヘ、紫トウモロコシ、タルウィ――など、個性豊かな機能性素材が流通する。

続きは、本紙10月18日発行号(1774号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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