MP エンジニアリングは、高品質な冷却・凍結工程の提案が可能な「VEフリーザー」の開発・販売を行っている。VEフリーザーは、バッチ式フリーザーから大型スパイラルフリーザーまで幅広いラインアップを取り揃えている。製造能力や工場レイアウトに合わせて最適な設備を提案できるため、中小規模の食品工場から大規模ラインまで多様なニーズに対応している。
●生産規模に応じた設備提案と導入事例
同社では、1時間当たり150kg以下の小規模工場向けには小型バッチ式フリーザーを提案。限られたスペースでも導入しやすく、惣菜、ローストビーフ、液体パック製品などで採用実績を伸ばしている。また、150~300kg規模では台車式凍結システムを提案し、製造室と包装室を分けた衛生的な運用を実現。300kg以上になるとトンネル式やスパイラル式を組み合わせ、大量生産に対応する。
導入事例として、レトルト食品工場では加熱条件を抑えて「おいしさ」を追求し、その後に急速凍結するシステムを構築。高齢者施設向けの冷凍食品製造にも活用され、食感や風味を維持した製品づくりに貢献している。また、水産加工工場では、解凍から凍結までを一貫して提案し、年間を通じた安定生産を支えている。
●既設設備の延命と小型フリーザーのレンタル
さらに、同社は既設スパイラルフリーザーのメンテナンスにも力を入れている。食品工場では凍結設備を20年以上使用するケースも多く、メーカーの統廃合により保守対応が困難になることも少なくない。同社は長年培ってきた設計ノウハウと図面資産を活用し、ネット交換や駆動部品の更新、性能改善などを迅速に実施。設備の延命と安定稼働を支援している。
加えて、小規模事業者向けには小型フリーザーのレンタルサービスも展開。初期投資を抑えながら冷凍技術を導入できる仕組みを整えており、新商品開発や試験導入にも活用されている。
同社は顧客ごとの課題に寄り添い、オーダーメードで最適なソリューションを提供することで、食品の品質向上と省人化、物流効率化を実現するとともに食品業界の新たな価値創造を支えている。













