食品素材の記事

日成共益、ソーマチン製剤の日本市場へ

日成共益は、EPCナチュラル・プロダクツ社のソーマチン製剤の取り扱いを開始する。

ソーマチンはクズウコン科植物の果実から抽出されるたん白質系の甘味物質で、原末の甘味度は砂糖の3,000~8,000倍。水に溶けやすく耐酸性があり、不快感のない爽やかな甘味質を持つ。砂糖と比較して甘味の発現が著しく遅く持続し、苦味や酸味などの不快な味のマスキングに優れ、その効果は甘味閾値(1ppm)以下でも発揮するため甘味を気にせず使うことができる。

供給元のEPC社は天然素材のエキス製品を幅広く取り扱う中国企業で、スイートナーのラインアップとして西アフリカからソーマチンの原料となるKatemfe果実を調達して製品化している。日成共益では45%品と10%品の粉末製剤を用意し、フレーバーエンハンス効果の高い製品として日本市場での可能性を探る。

【11月号連載】機能性表示食品の発売動向を追う(37)
機能性表示食品の届出・受理の現状

物産フードサイエンス、メタジェンとケストースの共同研究を開始

関連記事

  1. DSM、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」のビタミンプレミ…
  2. 肌改善、睡眠改善が期待されるオクラ種子エキス末発売
  3. トマト種子エキス「リコリフト™」がタイで新規⾷品(Novel F…
  4. 「小林HMBCa」、原材料としてインフォームド・チョイス認証を取…
  5. 打錠用グレードによる打錠サンプル 物産フードサイエンス、エリスリトールの打錠用グレードを発売
  6. スパイスで認知症予防を考える
    ―ウコン由来ターメロン、ゴ…
  7. 食品と開発 ニュース イングレディオンのレジスタントスターチ2品、ゼロキロカロリーと認…
  8. 東洋新薬、東京大学との連携 第二弾 ―『大麦若葉エキス末』が骨格…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP