食品素材の記事

日成共益、ソーマチン製剤の日本市場へ

日成共益は、EPCナチュラル・プロダクツ社のソーマチン製剤の取り扱いを開始する。

ソーマチンはクズウコン科植物の果実から抽出されるたん白質系の甘味物質で、原末の甘味度は砂糖の3,000~8,000倍。水に溶けやすく耐酸性があり、不快感のない爽やかな甘味質を持つ。砂糖と比較して甘味の発現が著しく遅く持続し、苦味や酸味などの不快な味のマスキングに優れ、その効果は甘味閾値(1ppm)以下でも発揮するため甘味を気にせず使うことができる。

供給元のEPC社は天然素材のエキス製品を幅広く取り扱う中国企業で、スイートナーのラインアップとして西アフリカからソーマチンの原料となるKatemfe果実を調達して製品化している。日成共益では45%品と10%品の粉末製剤を用意し、フレーバーエンハンス効果の高い製品として日本市場での可能性を探る。

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