技術・機器の記事

HACCP対応IoTシステムの提案を開始
複数箇所温度データの一括管理を実現

アイエスエイは、食品・食材の保管・輸送、あるいは製造加工プロセスで計測した複数のロケーション温度データを無線方式で確実に収集し、インターネット回線を通じて一括管理するHACCP対応IoTシステムの受注を開始した。

同システムで提供するのは、IoT普及のための有力通信技術と評されるLoRa無線方式を採用した遠隔環境監視装置「WD100シリーズ『ももことあやか』」(写真)。計測・制御ユニとデータ収集通信制御サーバでシステム構成されており、各種センサーの配線や、校正を済ませた状態で提供されるため、直ちに安心して利用できる。

計測ユニット内蔵のバッテリーは10年間の長寿命で電源工事も不要。IP67の防水仕様に加え、動作温度も-20℃~+75℃と幅広いロケーションに使用できる。通信距離が長いLoRa方式を採用しているため、見通し距離で11km以上、密集地でも3km以上の通信が可能(同社実験では見通し距離で42kmでも通信可能を確認)だ。

日成共益、「飲む美容液」としてブームの「ビーフボーンブロス」の取り扱いを開始

監視機能搭載の温度・湿度・衝撃測定可能な新型ウォッチロガー

関連記事

  1. 衛生性高めたステンレス筐体採用工業用ミキサー
  2. MS分析の迅速・簡便性を追求したダイレクト質量検出器
  3. 全自動強制手洗器をリニューアルHACCP対策に親和性高まる
  4. 衛生面に配慮した非接触センサー採用のNonタッチタイマー
  5. 培養肉の製造に適した新たな微生物制御技術を確立へ
  6. 手洗い用タッチレスタイマーに新色をラインアップ
  7. コスパ優れたローエンドモデル水分活性測定計発売
  8. 化学物質の気中濃度をリアルタイム確認 個人ばく露濃度計

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP