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ルテインと脳機能の関連―DSM、ルテインセミナー開催

「FloraGLO®」ブランドのルテインを手がけるケミン・ジャパンとDSMは14日、ルテイン摂取と脳機能の働きなどをテーマにセミナーを開催した。

ルテイン摂取の重要性について、乳幼児の成長や高齢者の認知機能維持に焦点を当て、ケミン・インダストリー社のサマンサ・マーシー氏(シニアコマーシャル・テクニカルマネジャー)が講演。国内においてルテインを配合したアイケア商品化が進むなか、海外での採用が顕著な乳幼児用ミルク向け、さらに脳機能に関する機能性表示食品への対応を視野に入れた発表内容となった。

乳幼児の成長に関しては、出産時の女性の臍帯血や乳児の脳内にルテインとゼアキサンチンが多く存在していることに言及。受胎前に葉酸と一緒にルテインを摂取すると神経管欠損妊娠のリスクが減少することも分かっている。また脳中の脂肪酸、リン脂質、アミノ酸伝達物質とも関連しており、母乳中のコリンとルテイン量が高いと6カ月乳児の認知記憶能力が高いことが観察研究(普段遊んでいるものと違うおもちゃに反応するか電気生理学的に評価)で明らかとなっている。こうした研究から、脳に選択的に取り込まれるルテインは乳児の発達にとって必要な初期防御(抗酸化作用、抗炎症作用)を有しており、乳児の認知記憶能力をサポートする、とした。

また、高齢者の認知機能維持に関しては、脳内の酸化ストレスや炎症を抑制することが重要で、ルテイン10mg・ゼアキサンチン2mg(1日量)摂取により高齢者の神経効率を顕著に高めるとする最新のデータを紹介。ルテイン摂取によって光受容体の感度が高まり、黄斑部のルテインとゼアキサンチン量と脳内の量は相関関係にあるとし、視機能と脳機能との関連も示唆した。18歳以上を対象にしたRCT試験の論文などもあり、機能性表示食品などへの準備も進めている。

最後に、EU地域内の50歳以上の人たちがルテインとゼアキサンチン摂取によりAMD(加齢黄斑変性)初期段階から重篤なAMDを抑えた場合、65億ドル(約8500億円)の医療費を削減できる旨を述べて締めくくった。

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