ヘッドラインニュース

世界初、センサー内蔵の錠剤をFDAが承認 大塚製薬の抗精神病薬

大塚製薬は14日、世界初のデジタル医薬品「エビリファイマイサイト」が米国食品医薬品局(FDA)から承認を取得したと発表した。同社の抗精神病薬の錠剤に極小センサーを組み込んだ医薬品で、服薬状況を把握することができる。

センサーは、胃液に接するとシグナルを発する。患者の身体に貼り付けるパッチがシグナルを検出し、情報を専用のアプリに送信。センサーは、消化・吸収されることなく体外に排出される。データは、スマートフォンなどの端末で確認することができ、患者の家族や医療従事者と情報共有することもできる。同社の樋口達夫代表取締役社長は「承認は大きな契機になる。服薬状況を客観的に把握することでよりよい治療に貢献する」としている。

関連記事

  1. 米サプリ市場、5.8%増の160億ドル
  2. 「デセン酸エチル」に抗うつ効果
  3. ナチュラルヘルスフェア 香港で盛大に
  4. 家計調査 健食支出の前年同月比 3ヵ月連続で減少
  5. 疾病リスク低減特保、安全性評価が一歩前進
  6. 農業白書、19年度施策方針示す 新食品開発で需要創造 健康食品の…
  7. 日健栄協の健食GMP、アピなど3社認定
  8. 7次改定・食事摂取基準
PAGE TOP