執筆者
三菱商事ライフサイエンス㈱ 研究開発本部 ライフサイエンス研究所 大河原 雛
はじめに
カードラン(Curdlan)とは、微生物由来の多糖類で、主にRhizobiumradiobacter( 旧Agrobacteriumbiovar 1)によってブドウ糖から生成される。1966年に当時の大阪大学教授の原田篤也博士によって発見され、加熱すると固まる性質からcurdle(凝固する)にちなんで「カードラン」と命名された。日本では添加物公定書に収載されており、アメリカや中国、タイ、韓国、台湾などでも添加物として使用が認可されている。弊社の「カードラン」はハラール・コーシャーの認証も受けている。カードラン自体の風味は無く、無味・無臭の粉末であり、アレルゲンフリー素材である。
本稿では、3Dフードプリンターにおけるカードランの活用可能性について紹介する。
1.カードランの特性
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