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林原、液状・低分子で甘みのある水溶性食物繊維「テトラリング®」6/3に発売

林原では、環状四糖を主成分とする水溶性食物繊維「テトラリング®」を6月3日に発売する。テトラリング®を新世代の食物繊維と位置づけ、粉末状のファイバリクサ®とともに、不足しがちな食物繊維を補給する素材として販促活動を行っていく。

テトラリング®は、原料の澱粉に酵素を作用させて作った液状の水溶性食物繊維。グルコース4分子が環状に結合した環状四糖(シクロニゲロシルニゲロース)を主成分とし、食物繊維を固形分あたり72%以上含む。環状四糖に加え、分岐環状四糖も含まれており、総環状四糖は固形分当たり45%以上。甘味度は25、GI値は62、エネルギーは2kcal/g(環状四糖自体は0kcal/g)。最大無作用量は0.88g/kg体重と、一般的な食物繊維と同等。

環状四糖は酒かすや日本酒に含まれ、古くから食経験のある成分。2002年に林原が環状四糖をでん粉から直接生産する技術を確立している。

既存の一般的な食物繊維と異なり、低分子で低粘度、ほのかな甘みを呈する。一般的な食物繊維素材には甘さがなく、菓子などでは甘さのバランスがとりにくく、物性や日持ちにも影響するなどの問題があった。また、高分子では食品の食感や味に与える影響も大きい。同品は低分子であるため、高分子タイプの食物繊維付与によって影響を受けやすいグミ、スポンジケーキ、餡、餅などといった食品にも配合しやすい。また、水あめ形態であるため溶解工程が不要で、作業効率の向上も期待できる。低糖質、糖質オフ製品、食物繊維を強化した製品などにお勧め。

24kg缶入り

実際の使用例を挙げると、
・グミ 表面がべたつかず仕上がる。硬さも無添加と変わらない硬さを保つことができる。
・シフォンケーキ ダマを気にする必要がなく簡単に配合できる。生地の焼成後も浮きへの影響が小さく、体積もほぼ変わらない。
・キャンディ 水あめと同じ感覚で製造できる。
・餡 粘性がないため問題なく配合できる。
・焼き菓子 焼成後の食感が良好。
・ヨーグルトなど発酵品 発酵工程中の食物繊維量も安定している。

同社 食品素材部門 部門長の手島知一氏は最初の挨拶で、2015年に発売したファイバリクサ®以来の新製品であり、今までファイバリクサ®が使えなかったケースで使用することができるようになった、トレハロース、ファイバリクサ®に次ぐ同社の新しい柱として期待している、と語った。

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