執筆者
静岡県立大学 食品栄養科学部 助教 梁 弘基
はじめに
レーザー加熱調理は、食品表面をミクロンオーダーで局所的かつ瞬時に高温へ加熱できることから、食品分野での応用が期待されている新しい技術である。近年、この技術を組み込んだ3Dフードプリンティングが提案されており、従来の材料押出方式に基づく押出積層型3Dフードプリンティングと比較して、より複雑な形状を高い精度で造形できることが報告されている。
本稿では、まずレーザー加熱調理の概要と近年の研究動向、さらに3Dフードプリンティングへの応用例について概説する。続いて、小麦粉と水を混ぜた生地を対象としたレーザー照射後の加熱・糊化挙動について、著者らの研究成果を交えて紹介する。
1.レーザー加熱調理と3Dフードプリンティングへの応用
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