オリエンタル酵母工業では先ごろ「酵母による発酵技術を生かした新製品」の発表会を開催した。同社は1929年国内初の製パン用イーストの製造会社として設立されて以来、パン酵母を起点に研究開発を行い事業を拡大してきた。そのような中で2021年に製造販売を開始したのが酵母や乳酸菌の発酵によって作られた発酵調味料。今回の発表会では、この発酵調味料を同社が得意とするパン・菓子市場に加え、米飯市場、麺市場へ応用を拡げるための製剤とアプリケーションが披露された。
パン・菓子市場では、フィリングに欠かせないカカオや乳製品の原料価格高騰が問題となっているが、発酵調味料を用いた「haccoプラスクリーミーチーズ」や「同チョコ」により、チーズやチョコを一部代替し本物感を出すことが可能になる。また菓子への応用では、酵母を長時間発酵長時間加熱した「発酵工房甘香りロースト」を使用すると香りやコクがぐんとアップし風味を引き立てることができる。
さらに同社としては初めてのアプローチとなる米飯製品の高付加価値化を目指した新製品として、今回はおにぎりの粒感をアップする改良剤と発酵調味料を使ったおにぎりの具材「コクオンマヨネーズ」を発表した。また麺市場に向けては、ラーメンスープ用発酵調味料のアインアップをお披露目した。












