執筆者
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 愛玩動物用飼料対策班 課長補佐 野本 英絵
農林水産省 消費・安全局 畜水産安全管理課 薬事監視指導班 専門官 南 久美子
はじめに
近年、犬猫の飼育頭数は減少又は横ばいであるものの、ペットフード市場は多様性の拡大を続けている。従来の総合栄養食やジャーキー様のおやつに加えて、品種、年齢別の製品やケーキ、惣菜など、様々な製品が展開されており、こういった背景からか、様々な業種、とりわけ食品業界からの相談が増えてきていると感じている。
本稿では、こうした市場の多様化を踏まえつつ、ペットフードの安全性確保に関わる法制度に焦点を当てる。具体的には、ペットフード安全法の概要、事業者の責務を紹介するとともに、医薬品的効能を標ぼうする製品に関係する薬事規制の概要についても説明し、新たにペットフード市場に参入する方に理解を深めてもらうことを目的とする。
1.ペットフードと動物用医薬品の基本的な位置づけ、及び「機能性表示食品」との違い
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